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2020年9月30日

コラムvol.1『電力自由化について』

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注意: このコラムは4年2か月前に書かれたものです。情報が古い可能性がありますので、ご利用の際にはご注意ください。新日本エネルギーが提供する現在のサービスの詳細については電気供給約款のページをご参照ください。

私たち新日本エネルギーは、2016年4月の「電力自由化」にともない新規参入した「新電力」のサービスです。でも、新電力のこと、皆さんご存知ですか?

そもそも電力自由化って…?

電力自由化について
例えば、スーパーやショッピングモールでお買い物をする時、皆さんはどんなことを考えていますか?
たくさんの企業やお店が作った、たくさんの商品・サービスを見比べて、
「とにかく安い!」「機能があって便利なもの」「きれい・かっこいいもの」「口コミで見た」…
買うと決めるまでに様々な理由を考えるはず。


でも、電気はどうでしょうか?
今までの電力会社は、お住まいの地域で決まっており、選ぶことは出来ませんでした。
それが、北海道電力・東北電力・東京電力…といった各地方電力会社です。
このように各地方一社だけで管理する体制は、安定供給が可能になる反面、
発電のコスト管理やサービス内容、電気料金の設定がその一社に任されており、
消費者にとって本当に有益なのか?という部分が見えにくくなっていました。
そこで、各地方電力会社以外の電力会社を新規参入させることで、
様々なサービス・料金プランが生まれ、消費者がサービスを見比べられるようにしよう!
というのが「電力自由化」の始まりです。
そのための制度や法律の整備が、2000年以降活発に行われましたが、
最初は、大規模な工場やビルのみが対象となるだけでした。
その後、規制の緩和が徐々に行われていき、
私たち一般家庭が対象となったのは、2016年4月のことで、
これをもって、電力小売の「全面自由化」となりました。


本格化したのは実は4年前という、まだまだ歴史の浅い「電力自由化」。
・各地方電力会社以外の会社が電気を販売できる。
・販売会社を「消費者主体」で選んで決めることができる。
この2つが最大の特徴というわけです。
安さ、サービス、ライフスタイル、周りの評判。
皆さんは電気をどれで決めますか?

選べる電力会社 「新規参入事業者」のこと

「新規参入事業者」のこと
電力会社を自由に選べる。では、どのくらいの会社があるのでしょうか。
これまでの既存の会社以外に、2016年4月を機に新たに電力事業に参入した企業。
それがいわゆる「新電力」といわれ、新日本エネルギーも新電力に含まれる1社です。
2020年9月現在、経済産業省に登録している事業者の数は、
なんと 672 事業者!* 各事業者には登録番号が割り振られています。
(ちなみに、新日本エネルギーの登録番号は「A0463」です。)
「ホントにそんなにあるの?」という質問が出てくると思いますが、
実は、すべての事業者が全国で販売しているわけではございません。
例えば、関東地方だけ。中部地方だけ。福岡県だけ。といったように、
事業者自体も取り扱いの範囲を自由に申請することができるので、
普段、CMなどで見慣れている所もあれば、地域限定で営業している所もあります。


消費者だけでなく、販売する企業も自由に参加することできる。
これが電力自由化が持つ、もう一つのメリットです。


*参考サイト:経済産業省 資源エネルギー庁「電気事業制度の概要」
登録小売電気事業者一覧 ※外部サイトを開きます。